留学の真実
トビタテ留学JAPANによると、「留学したい」高校生は42.3%。一方で3ヶ月以上実際に留学している高校生は全体の0.1%。とても残念な数字です。
海外拠点を設置する企業の74.1%が「グローバル化を推進する国内人材の確保・育成に課題を感じている」(経済産業省アンケート/文部科学省資料)のに東京大学の学生が海外留学を見送る要因のダントツトップ、約80%が「経済力」を挙げています(東京大学国際化白書/文部科学省資料)。
日本政策金融公庫の調査によると大学の平均在学費用は年間142万円でこれ以外に入学費用が102万円で、さらに自宅外通学者の場合は仕送り額平均は140万円でこのほかに自宅外通学をはじめるための費用も45万円必要ですから、日本国内の大学を卒業するのに4年間で1,200万円以上(年平均300万円以上)掛かる計算になります。
一方でカナダ・ブリティッシュコロンビア州のある公立大学の場合年間の授業料と寮滞在費、さらに食費や書籍代、バス代まで合わせても年間約160万円です。アメリカ・カリフォルニア州のコミュニティカレッジでお小遣いまで入れても年間275万円。イギリスのロンドン大学でさえ授業料と寮費用で年間約300万円です。
これまで留学を諦めた多くの方やその親御さんがこの数字を見ていたら、気が変わったかも知れません。でも学校ではこんなことを教えてくれないのです。多くの先生方も知らないからです。
お金だけではありません。例えば日本の平均的な大学生が1日に39分しか勉強しないことはNHKのニュースでも報道されていますし文部科学省のデータでも全く勉強しない大学生の割合は日本がアメリカの30倍も多いことが分かっても、なかなか自分にとって大きな問題だと認識できないのです。でも結果的にタイムズの世界大学ランキングでもわかるようにそんな日本の大学の評価が高いはずもなく、さらに海外に出てからそれを痛感することになります。
世界がまだここまでグローバルではなく、日本も経済的に強かった頃はそれでも良かったのですが、少子高齢化がもっと加速し国内でのマーケットが縮小したり、それ以外にも地震や放射能あるいは噴火のリスクで外国人が日本をさけるようになってくると海外に出ることが多くの日本人にとって今よりももっと普通になってきます。そうなると日本の良い大学の指標であった偏差値の普遍性がなくなり、4年間をアルバイトとパチスロと合コンに費やした日本の大学生は、4年間死にもの狂いで勉強してきた例えばアメリカ人とスキルで勝負することになります。ちなみにその勝負をする上での言語は、それが地球上のどこであろうがたいてい英語です。
ですから日本の「一流」大学、例えば慶應大学に入れなくても失望することはありません。しっかり勉強する気さえあれば、そのタイムズでトップ400に入っていない日本の「一流」大学をはるかに凌ぐトップ200あるいはトップ100の大学に普通に入っていくことができます。これも日本の学校では教えてくれません。再度、日本の先生もよく知らないからです。あるいは、最初からグローバル化にまだ気付かず日本の高校や大学への進学実績しか頭にないからです。
弊社代表の高野幹生による著書『留学の真実』ではそういったことをより詳しく書いています。このページの目的はこの本のプロモーションではありません。上に書いたような「留学の真実」を多くの方に知って頂き海外に出る決意を後押ししたいというものです。カウンセリングでは個々の状況をお聞かせ頂いた上でより詳しくお話しできます(無料です)が、それが可能でない方、またそこまでは考えていないがこの内容に興味があるという方は以下も参考にして頂き本を読んで本当の留学のことを知って頂ければと思います。
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- たった2年で大学も卒業でき、1年でMBA取得
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主な内容
1.英語力をアップするには海外留学が一番の近道
- 日本人の英語力は世界最低レベル!
- 「受け身」で理解できるが、「発信」できない
- 英語ネイティブの国で学び、暮らす体験 =「留学」
2.高校留学の真実
- 話題の「スポーツ留学」も選択肢の一つ
- 語学力は大きな問題ではない
- 留学するのは、いつがいいのか
- 卒業後の進路
3.語学留学の真実
- 語学習得とは別の価値を見つけたら本物
- 語学学校のプログラムと特色
- 語学学校の選び方と落とし穴
- 一番気になる語学留学の費用
4.ワーキングホリデー、インターンシップの真実
- 「ワーホリ」で語学力アップは期待できるか?
- ワーホリとインターンシップの組み合わせとは?
5.海外の大学・大学院進学とディプロマの真実
- 国内大学進学より安い留学方法
- 海外留学の費用対効果
- 高校中退でもリベンジするチャンス
- 名門大学への進学も十分可能
6.留学準備と海外生活の真実
- ホームステイか寮かアパートか
- ホストファミリーへお土産は必要?
留学の手続きはどうすすめるのか?
- 留学エージェントの価値とは?
- 「語学検定」はどれを受けるべきか?
コラム
「留学体験記」、「インターンシップ体験記」、「費用を最小限に抑えるオススメの英語勉強法」など
巻末資料
- おすすめ留学先「学校情報」
- 文中の資料出典リスト
- 留学の準備に役立つリンク先情報