Peninsula College(ペニンシュラカレッジ )
Port Angeles, WA
日本だと頭が良かろうが(そうでなくても)大学を卒業するのは22歳以上ですが、ワシントン州のペニンシュラカレッジではかならずしもそうではありません。
いわゆるコミュニティカレッジという州立カレッジのカテゴリーになり、コミュニティカレッジでは基本的に2年間でアソシエイトという(短大にあたる)学位を取り、多くの場合その後に四年制大学に編入し、残り2年間をそこで過ごして学士号を取ることになるのですが、このペニンシュラカレッジでは同時に高校の学位が取れるプログラムがあります。
つまり日本の高校の1年生を終え、16歳でこのペニンシュラカレッジにそのまま入ります。そこであるコースを2年間取れば、ワシントン州の高校卒業資格だけでなく、一般のコミュニティカレッジと同等の準学士も取れることになります。日本でいう高2、高3終了の時点です。その後前述の通り四年制大学に編入すれば20歳で学士号が取れる計算です。
あとはもし何らかの理由で日本の高校を辞めてしまってもこのパターンならやり直すという意味ではハードルが少し低くなるかも知れません。もちろん勉強面では大変ですしモチベーションが低ければまず無理ですが、しっかり地ならしをして英語を話すことに慣れれば日本のように年齢や敬語や調和など無駄に気を使うことはありません。
費用に関しても、コミュニティカレッジということもあり、ペニンシュラカレッジの試算では2020年3月12日のレートで生活費込み年間190万円前後です。ちなみにこれは2年間日本の平均的な大学に自宅から通うのと変わりません(日本政策金融公庫データ参照)。その後どの四年制大学に編入するかにもよりますが(このペニンシュラカレッジにも学士号が取れるコースもあります)勉強する期間が2年短縮される訳ですから22歳までの収支と考えると日本の大学に進学するより安くなるという計算さえ成り立つ留学方法です。
学生数: 2,094
人種割合: 白人60%、不明12%、ヒスパニック8%、黒人3%、アジア2%
人気の専攻: Liberal Arts and Sciences, General Studies and Humanities, Health Professions and Related Programs, Computer and Information Sciences
入学基準(英語): 英検2級A
寮: あり